「卒業要件はTOEIC730」龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科

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2015年4月に開設した龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科では、1年次(前期・後期)に、15人程度の少人数クラスで週8回~10回(週12~15時間/年間360~450時間)の英語運用能力を高める教育を実施しているそうです。入学時、平均TOEIC438点が9月には570点、1月には612点となりました。着実に実績をあげられています。

1セメスター(半期)以上の長期留学を必修科目とし、留学先の確保とあわせ、現地の授業料の全額を大学が負担する制度を設けています。カリキュラム表では2年前期に留学が想定されています。ということは現在、1期生が海外留学中です。ほとんどの学生は帰国後、TOEIC受験で730を超えてくるのでしょう。取得できる教職免許は英語と、高いTOEICと整合性があります。

参考文献
「<TOEICスコア続報> 国際学部グローバルスタディーズ学科全員の平均が、 わずか10ヶ月で610点を突破」2016年2月5日
http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=7746
「2015年深草学舎への移転にあわせ国際文化学部を改組転換し「国際学部」を設置-多文化共生キャンパスの実現へ-」2014年1月17日
http://www.ryukoku.ac.jp/news/detail.php?id=5563

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【全国学生対抗円ダービー】6月末予想は104円99銭

第16回全国学生対抗円ダービー

長崎県立大学シーボルト校、国際情報学部2年生のAチーム(チーム代表者名:瀬畑 玲奈)の予想104円99銭。
6月30日午後5時現在の円相場102円69銭。

英国がEU離脱を問う国民投票結果などから、円高に急伸しました。2円以上とかい離は大きいものの、今回は予想外の円高というのは市場参加者に共通します。案外、期待が持てるかもしれません。

2年前の第14回全国学生対抗円ダービーでは一時、全国5位となりました。リンク

スーパーグローバルハイスクールで 育成を期待する人材像とは

文部科学省初等中等教育局国際教育課課長の神代浩さんのインタビュー記事の抜粋です。

 グローバル人材の育成というと、英語力の強化をイメージされる方が少なくありません。確かに、世界で活躍するためには相応の英語力を備えていることが必須となります。そのため、今回の概算要求にも英語教育の強化を狙いとした「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業」 が盛り込まれています。

しかし、私たちは、英語が使えることだけがグローバル人材に必要な要件であるとは考えていません。

 例えば、日本を相手にビジネスを行う外国人が今最も関心を抱いていることの1つに、「アベノミクスによって、本当に日本経済は復活するのか」という点があります。彼らからアベノミクスに関する意見を求められた時に、自分なりの見解を述べられないようでは、外国人と対等にコミュニケーションが取れる人材とはいえません。

 また、グローバル化の進展に伴い、パキスタンの人権活動家としてわずか16歳で国連で演説を行ったマララ・ユサフザイさんのように、個人の発信が世界の多くの人々の心を揺さぶり、動かすことが出来る時代になっています。より身近な例でいえば、IOC総会で東京オリンピック・ パラリンピック招致のプレゼンテーションを行った佐藤真海選手や太田雄貴選手。2人の英語は決して流暢ではありませんでしたが、IOC委員の心に伝わるものがありました。

 彼らのように、社会を取り巻くさまざまな問題に目を向け、それらについて深く考えた上で自らの意見を 広く発信し、多様な文化、専門技能を有する人たちと協力しながら問題解決へ導いていく力を持った人材、それこそがグローバル人材であると私たちは捉えています。

今回打ち出した施策の中でも、グ ローバル人材を育成する上で最も中心となる事業が、「スーパーグローバルハイスクール(以下、SGH)」です。
<中略>
 

出展:『VIEW21』高校版、2014年12月号、48-51ページ